web制作のポイント

アクセシビリティ対応の始め方

更新日:2026-05-05 著者:unigram 読了目安:2分

この記事の要点

Webアクセシビリティの基礎知識とWCAGガイドラインの概要、今すぐ取り組める改善ポイントを初心者向けに解説します。

Webアクセシビリティとは

Webアクセシビリティとは、障害のある方や高齢者を含むすべての人がWebサイトを利用できることを目指す考え方です。視覚・聴覚・運動・認知など様々な障害に対応することが求められます。

WCAG(ウェブコンテンツアクセシビリティガイドライン)とは

WCAGはW3Cが策定した国際標準のアクセシビリティガイドラインです。「知覚可能・操作可能・理解可能・堅牢」の4原則のもと、A・AA・AAAの3段階のレベルがあります。多くの場合、AA準拠を目標とします。

すぐに取り組める改善点

画像にalt属性を設定する

スクリーンリーダーは画像のalt属性を読み上げます。内容を説明するテキストを入れ、装飾目的の画像は空のalt(alt=””)を設定します。

コントラスト比を確保する

テキストと背景のコントラスト比はWCAG AA準拠で4.5:1以上必要です。Chrome拡張「Colour Contrast Analyser」で簡単に確認できます。

キーボード操作に対応する

マウスを使わずにTab・Enter・矢印キーだけでサイト全体を操作できるかを確認します。フォームのフォーカス表示も必ず残しましょう。

フォームにラベルを設定する

フォームの入力フィールドには必ずlabelタグを関連付けます。placeholder属性だけでは不十分です。

見出し構造を正しく使う

H1〜H6を視覚的な大きさだけでなく、論理的な文書構造として使います。スキップリンクを設置すると、スクリーンリーダーユーザーの利便性が上がります。

アクセシビリティ検証ツール

  • axe DevTools:Chrome拡張。問題箇所を自動検出する
  • Wave:視覚的にアクセシビリティ問題を表示する
  • Lighthouse:Chrome DevToolsに内蔵。スコアと改善提案を表示

まとめ

アクセシビリティ対応は特別なことではなく、すべてのユーザーへの配慮です。小さな改善の積み重ねがより良いWebへとつながります。

この記事を書いた人

unigram
web、印刷、映像などの制作をしています。@京都、フリーランス18年目。 大学で講師もしています。 自身の備忘録も兼ねて、Web制作・WordPress・SEO・GA4・生成AI活用をテーマに情報発信しています。わかりやすく優しい内容で記事作成を心がけています。