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静的WebサイトのXMLサイトマップの作り方【手動・自動どちらも解説】

更新日:2026-05-06 著者:unigram 読了目安:5分

この記事の要点

静的WebサイトでXMLサイトマップを作る方法を、手動・無料ツール・コマンドの3パターンで解説。Google Search Consoleへの送信手順や、よくある失敗例もあわせて紹介します。

WordPressなどのCMSを使わず、HTMLファイルを直接作る静的Webサイトでは、XMLサイトマップを自動で生成する機能がありません。そのため、自分でサイトマップを用意する必要があります。

この記事では、静的サイトにおけるXMLサイトマップの作り方を、手動・自動の2つの方法でわかりやすく解説します。

静的Webサイトとは:HTMLやCSS、JavaScriptなどのファイルをそのままサーバーに置いたサイトのこと。WordPressのようにページを動的に生成せず、あらかじめ作ったファイルをそのまま表示します。

XMLサイトマップとは:サイト内のすべてのページURLをリスト形式でまとめたファイル。Googleなどの検索エンジンがページを見つけやすくするために使います。


XMLサイトマップの基本構造

XMLサイトマップは、以下のような構造をしたテキストファイルです。難しく見えますが、パターンを覚えれば簡単に書けます。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9">

  <url>
    <loc>https://www.uni-log.jp/contents/</loc>
    <lastmod>2025-05-01</lastmod>
    <changefreq>monthly</changefreq>
    <priority>1.0</priority>
  </url>

  <url>
    <loc>https://www.uni-log.jp/contents/about/</loc>
    <lastmod>2025-04-20</lastmod>
    <changefreq>yearly</changefreq>
    <priority>0.8</priority>
  </url>

</urlset>

各タグの意味

  • <loc>:ページのURL(必須)
  • <lastmod>:最終更新日(任意)
  • <changefreq>:更新頻度の目安(任意)
  • <priority>:サイト内での優先度・0.0〜1.0で指定(任意)

changefreq の値は always / hourly / daily / weekly / monthly / yearly / never から選べます。あくまでGoogleへの「参考情報」であり、必ずその通りにクロールされるわけではありません。

priority はサイト内の相対的な優先度です。トップページを1.0、その他のページを0.8〜0.5程度に設定するのが一般的です。


方法①:手動で作成する

ページ数が少ない(10〜20ページ程度)サイトなら、手動で作るのが一番シンプルです。

手順

  1. テキストエディタ(VSCode、メモ帳など)を開く
  2. 上記の基本構造をコピーして貼り付ける
  3. 自分のサイトのURLに合わせて <loc> を書き換える
  4. ファイル名を sitemap.xml として保存する
  5. サーバーのルートディレクトリにアップロードする

ルートディレクトリとは:ウェブサイトの最上位フォルダのこと。https://www.uni-log.jp/contents/sitemap.xml でアクセスできる場所に置きます。

アップロード後の確認

ブラウザで https://あなたのドメイン/sitemap.xml にアクセスして、ファイルの内容が表示されれば成功です。


方法②:無料ツールで自動生成する

ページ数が多い場合や、手動入力を避けたい場合はオンラインツールが便利です。

おすすめツール:XML-Sitemaps.com

URLを入力するだけで、サイト全体のXMLサイトマップを自動で作成してくれる無料ツールです。

  1. xml-sitemaps.com にアクセスする
  2. 「Your Website URL」にサイトのURLを入力する
  3. 「START」ボタンをクリックして生成を待つ
  4. 完成したら「DOWNLOAD YOUR XML SITEMAP FILE」でダウンロードする
  5. ダウンロードした sitemap.xml をサーバーのルートに置く

無料版では最大500ページまで対応しています。ほとんどの個人・中小規模サイトはこれで十分です。


方法③:コマンドで自動生成する(上級者向け)

ターミナル操作に慣れている方は、コマンドラインツールを使う方法もあります。

Pythonの場合

sitemap-generator というPythonパッケージを使うと、コマンド一つでサイトマップを生成できます。

# インストール
pip install sitemap-generator

# サイトマップを生成(URLとファイル名を指定)
sitemap-generator https://www.uni-log.jp/contents/ -o sitemap.xml

Node.jsの場合

静的サイトジェネレーター(EleventyやAstroなど)を使っている場合は、専用のサイトマッププラグインが用意されています。

# sitemap パッケージをインストール
npm install sitemap

# JavaScriptで生成
const { SitemapStream, streamToPromise } = require('sitemap');
const { Readable } = require('stream');

const links = [
  { url: '/', changefreq: 'monthly', priority: 1.0 },
  { url: '/about/', changefreq: 'yearly', priority: 0.8 },
  { url: '/contact/', changefreq: 'yearly', priority: 0.7 },
];

const stream = new SitemapStream({ hostname: 'https://www.uni-log.jp/contents/' });
streamToPromise(Readable.from(links).pipe(stream)).then((data) => {
  require('fs').writeFileSync('./sitemap.xml', data.toString());
});

静的サイトジェネレーターとは:テンプレートやデータをもとにHTMLファイルを自動生成するツール。Eleventy(イレブンティ)、Astro(アストロ)、Hugo(ヒューゴ)などが有名です。


作成後はGoogle Search Consoleに送信しよう

サイトマップをサーバーに置いただけでは不十分です。GoogleにURLを積極的に知らせるため、Google Search Console(グーグル サーチ コンソール)からの送信が必要です。

送信手順

  1. Google Search Console にログインする
  2. 左メニューの「サイトマップ」を開く
  3. 「新しいサイトマップの追加」欄に sitemap.xml を入力する
  4. 「送信」ボタンをクリックする

送信後、「成功しました」と表示されれば完了です。数日〜数週間でGoogleが新しいページを認識し始めます。


よくある失敗と対処法

  • URLが https:// になっていないhttp:// ではなく必ず https:// を使う
  • URLの末尾のスラッシュが統一されていない/about/about/ は別URLとして扱われるので、どちらかに統一する
  • ファイルの文字コードがUTF-8になっていない:保存時に「UTF-8(BOMなし)」を選ぶ
  • ルートディレクトリ以外に置いている:必ず www.uni-log.jp/contents/sitemap.xml でアクセスできる場所に置く

まとめ

静的サイトのXMLサイトマップ作成は、方法を知れば難しくありません。

  • ページが少ない → 手動で作成がシンプル
  • ページが多い・手軽にやりたい → xml-sitemaps.com などのツールを活用
  • コマンドに慣れている → PythonやNode.jsで自動生成

作成したら忘れずにGoogle Search Consoleへ送信し、ページを更新するたびにサイトマップも更新する習慣をつけましょう。

この記事を書いた人

unigram
web、印刷、映像などの制作をしています。@京都、フリーランス18年目。 大学で講師もしています。 自身の備忘録も兼ねて、Web制作・WordPress・SEO・GA4・生成AI活用をテーマに情報発信しています。わかりやすく優しい内容で記事作成を心がけています。