web制作のポイント

Figmaの基本操作|デザインカンプの見方と素材の書き出し方

更新日:2026-05-30 著者:unigram 読了目安:3分

この記事の要点

コーダー・Web担当者向けにFigmaの基本操作を解説。デザインカンプの見方・右パネルの読み方・画像の書き出し方・Inspectモードの活用法まで初心者にもわかりやすく紹介します。

デザイナーから「Figmaのリンク送ります」と言われて、どう見ればいいかわからなかった経験はありませんか?コーダーやWeb担当者にとってもFigmaの基本的な操作を知っておくことは、デザインと実装のスムーズな連携につながります。

Figmaとは

Figma(フィグマ)は、ブラウザ上で動作するUIデザインツールです。ソフトのインストールが不要で、URLを共有するだけで誰でも閲覧できる点が特徴です。現在、国内外の多くの制作現場でデザインカンプ(完成イメージ図)の作成に使われています。

📌 デザインカンプとは
Webサイトや画面の完成イメージを表す設計図のこと。「カンプ」はComprehensive Layout(完成見本)の略です。コーダーはデザインカンプを見ながら HTML/CSS でコーディングします。

Figmaを閲覧する(無料でOK)

デザインカンプを見るだけなら 無料アカウントで十分 です。デザイナーから共有されたURLにアクセスするだけで閲覧できます。

  1. figma.com でGoogleアカウントまたはメールアドレスで登録
  2. デザイナーから受け取ったURLを開く
  3. ブラウザ上でデザインを確認できる(編集権限がなければ閲覧のみ)

基本的な操作方法

操作 方法
画面を移動する スペースキーを押しながらドラッグ(または中クリックドラッグ)
拡大・縮小する Ctrl(Mac:⌘)+スクロール、または右上の倍率から変更
要素を選択する クリック(クリックするたびに深い階層の要素を選択できる)
全体を表示する Shift+1(または Ctrl+Shift+H)
要素のサイズ・色を確認する 要素を選択すると右側パネルに表示される

デザインカンプの見方:右パネルの読み方

Figmaで要素をクリックすると、右側のパネルにCSS実装に必要な情報が表示されます。

確認できる主な情報

  • W / H:要素の幅(Width)と高さ(Height)。ピクセル単位
  • X / Y:左上の頂点からの位置(絶対座標)
  • Fill(塗り):背景色・文字色。HEXコードで確認できる
  • Stroke(線):枠線の色と太さ
  • Font:フォント名・サイズ・ウェイト・行間(line-height)・字間(letter-spacing)
  • Corner radius:角丸の半径(border-radius の値)

「Inspect(インスペクト)」モードを活用する

右上の「Inspect(検査)」タブに切り替えると、選択した要素のCSS値が直接表示されます。コーディングの際に非常に便利です。

素材の書き出し方

画像やアイコンをFigmaから書き出す手順は次のとおりです。

  1. 書き出したい要素をクリックして選択する
  2. 右パネルの下部にある「Export(書き出し)」セクションを探す(「+」ボタンをクリックして追加する場合もある)
  3. フォーマット(PNG・SVG・JPGなど)と倍率(1x・2x)を選択する
  4. 「Export」ボタンをクリックしてダウンロード
フォーマット 適した用途
PNG 透過が必要な画像・アイコン
JPG 写真・背景ありの画像(ファイルサイズが小さい)
SVG アイコン・ロゴ(拡大縮小しても劣化しない)
WebP 次世代フォーマット(PNG/JPGより軽量)
📌 2xで書き出すとは
Retinaディスプレイ(高解像度画面)でも画像が綺麗に表示されるよう、表示サイズの2倍の解像度で書き出す方法です。Webでは2x書き出しが一般的です。

コーダーが特に活用したい機能

コンポーネントのプロパティ確認

ボタンやカードなど繰り返し使われる要素(コンポーネント)は、クリックすると「メインコンポーネントに移動」のリンクが表示されます。デザインの根本設計を確認するときに使います。

スペーシング(余白)の確認

要素を選択した状態で別の要素にカーソルを乗せると、要素間の距離(px)が表示されます。margin や padding の値を確認するのに便利です。

プロトタイプの確認

右上「Prototype」タブに切り替えると、デザイナーが設定した画面遷移・アニメーションの動きを確認できます。実装前に動きのイメージを掴むのに役立ちます。

まとめ

Figmaはブラウザで動作し、無料で閲覧できるため、コーダーやWeb担当者も最低限の操作を覚えておくと制作がスムーズになります。

覚えておきたいポイント 内容
閲覧は無料 デザイナーからのURLで誰でも閲覧可能
右パネルで値を確認 色・サイズ・フォント・余白などを確認
Inspectタブが便利 CSS値が直接確認できる
素材書き出し PNG・SVG・JPG・WebPで書き出し可能。2x推奨

Webサイト制作のデザインプロセス全体については サイト構造設計の考え方 もあわせて参考にしてください。

この記事を書いた人

unigram
web、印刷、映像などの制作をしています。@京都、フリーランス18年目。 大学で講師もしています。 自身の備忘録も兼ねて、Web制作・WordPress・SEO・GA4・生成AI活用をテーマに情報発信しています。わかりやすく優しい内容で記事作成を心がけています。