生成AI活用

NotebookLM入門|PDFや資料を読み込んでAIに質問する方法

更新日:2026-05-30 著者:unigram 読了目安:3分

この記事の要点

GoogleのAIノートツール「NotebookLM」の使い方を初心者向けに解説。PDFや資料をアップロードしてAIに質問する方法、便利な使い方、Web担当者・初心者向けの活用例を紹介します。

「この長いPDFの要点だけ教えてほしい」「複数の資料をまとめて理解したい」そんなときに力を発揮するのが NotebookLM(ノートブックLM)です。Googleが提供する無料のAIノートツールで、自分でアップロードした資料をもとにAIが回答してくれるのが最大の特徴です。

NotebookLMとは

NotebookLMは、Googleが提供するAIを活用したリサーチ・ノートツールです。ChatGPTなどの一般的なAIとの大きな違いは、自分でアップロードしたソース(資料)の中だけを参照して回答するという点です。

インターネット全体を検索するのではなく、手元の資料に絞って質問できるため、「自社の資料を要約したい」「特定の書籍の内容を深掘りしたい」といった用途に最適です。

特徴 内容
提供元 Google(無料で利用可能)
対応ソース PDF・Google ドキュメント・テキスト・ウェブURL・YouTube URL など
回答の根拠 アップロードしたソースのみ(インターネット検索はしない)
日本語対応 対応済み

NotebookLMの始め方

  1. Googleアカウントでサインイン
    notebooklm.google.com にアクセスしてGoogleアカウントでログインします。
  2. 新しいノートブックを作成
    「新しいノートブック」をクリックして、プロジェクト(テーマ)を作成します。
  3. ソースを追加
    PDFファイル・Googleドキュメント・ウェブページのURLなどをアップロードします。1つのノートブックに最大50件のソースを追加できます。
  4. AIに質問する
    右側のチャット欄に質問を入力します。回答には必ずソースの引用が表示されるため、どの資料に書いてあったかがすぐわかります。

便利な使い方3選

① 長いPDFを素早く要約する

報告書・マニュアル・論文などのPDFをアップロードして「この資料の要点を箇条書きで教えてください」と質問するだけで、重要ポイントをまとめてくれます。

② 複数資料をまとめて比較する

例えば複数のセミナー資料をまとめてアップロードして「AとBの主張の違いを教えてください」と聞くことができます。複数のファイルをまたいで横断的に回答してくれます。

③ 音声概要(Audio Overview)機能

ソースの内容をもとにAIが2人のキャスター形式で会話する音声コンテンツを自動生成する機能です。読む時間がないときにながら聴きで内容を把握できます。

📌 ハルシネーションとは
AIが事実ではない情報を自信満々に答えてしまう現象のことです。NotebookLMはアップロードしたソースのみを参照するため、一般的なAIと比べてハルシネーションが起きにくいのが特徴です。

NotebookLMが得意なこと・苦手なこと

得意なこと 苦手なこと
特定資料の要約・整理 最新情報の検索(ネット検索はしない)
複数資料の横断比較 アップロードしていない情報の回答
Q&A形式での資料の深掘り 複雑な計算や高度な数値処理
資料をもとにしたFAQ作成 画像・図表の詳細な読み取り

Web担当者・初心者への活用例

  • 社内マニュアルを読み込んで新入社員向けのQ&Aを作成する
  • 競合他社の資料をまとめて比較レポートを効率よく作る
  • 長い議事録PDFを要約して決定事項だけを素早く確認する
  • 業界の技術資料をアップロードしてわからない専門用語を質問する

生成AIをもっと活用したい方は、生成AIを使いこなすための「プロンプト」完全ガイドもあわせてご覧ください。

まとめ

NotebookLMは「自分の資料専用のAIアシスタント」として非常に使いやすいツールです。無料で使えて日本語にも対応しているため、まずは手元のPDF1枚をアップロードして試してみましょう。

  • アップロードした資料の範囲だけを参照して回答してくれる
  • 回答に必ずソースの引用が付くのでハルシネーションが少ない
  • 音声概要機能でながら聴きにも対応
  • 複数資料を横断して比較・整理できる

この記事を書いた人

unigram
web、印刷、映像などの制作をしています。@京都、フリーランス18年目。 大学で講師もしています。 自身の備忘録も兼ねて、Web制作・WordPress・SEO・GA4・生成AI活用をテーマに情報発信しています。わかりやすく優しい内容で記事作成を心がけています。